【再婚考察】2022年版男女共同参画白書から読み取る

みなさんこんにちは。

再婚活を全力で応援します!再婚専門結婚相談所「ブランシュール東海」花井義明です。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週欠かさず視聴しています。

お気に入りの大泉洋さん演じる源頼朝もそろそろお亡くなりになられる時期となり寂しくなりますが、三谷幸喜さんの脚本が秀逸過ぎておそらく年末まで観つづけることでしょう。

このドラマ、序盤から不条理な粛清が往々に描かれており、面白い内容の中にもやるせない気持ちになることが多々あります。

強過ぎず弱過ぎず、頭が良く機転の利く者が出世していく時代だったようです。

現代においても本当の命こそ取られないものの、社会においての生き方は同じようなものかもしれません。

上手に立ち回り生きながらえるのが幸せなのか、本当に惜しい人を亡くしたと惜しまれるのが良いのかといったことも考えさせられるドラマです。

 婚活

先日、「2022年版男女共同参画白書」というものを政府が閣議決定致しました。

詳しくはコチラをご覧ください。

内閣府が実施した結婚や収入に関する調査で、「家族のかたちや人生の多様化」「結婚を取り巻く状況」などについての報告がなされました。

参考までに主だった指標を書き記しますと

・2015年~19年の婚姻数は約60万件で推移する中、離婚件数は約20万件と、離婚件数は婚姻件数の約3分の1で推移している。

・全婚姻件数に占める再婚件数の割合は1970年代以降増大傾向にあり、2020年の再婚件数は13.9万件と、婚姻の約4分の1が再婚となっている。

・2020年以降、婚姻件数は減少傾向にあり戦後最も少ない件数となった。

・1980年からの40年間で、「未婚」と「離別」の割合が男女共に大幅に増加した。

・50歳時点で「未婚」「離別」「死別」により配偶者のいない人の割合は2020年時点で男女共に約3割である。

・50歳時点で結婚の経験がない「生涯未婚率」は2020年の場合、女性で17.8%、男性で28.3%と年々増大傾向にある。

実際に婚活に取り組まれていらっしゃる皆さまや婚活業界に身を置く私たちにとっては、既に近年言われているようなことばかりで、さほど驚くような結果というわけではありませんでした。

ただちょっと気になる統計結果もありました。

家族の姿の変化として、子どものいる世帯が徐々に減少している中、1980年に5.7%だった「ひとり親と子ども世帯」が2020年には9.0%と増加しており、「3世代等世帯」の数を上回ってしまいました。

ひとり親家族の姿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

離婚後の親権は母親が持つことが多く、これはシングルマザーが増えていると言えるのではないでしょうか。

もうひとつの懸念として、このように核家族化が進んでいく中、50歳代の未婚率が増大しているという事は、高齢者の独り世帯も同様に増えていくということだと思います。

高齢者の独り暮らしは身体の健康状態の不安はもちろんのこと、孤独からくる心の健康状態も懸念されます。

そうならないよう、私たちにできることとして1組でも多くの【幸せな再婚】カップルを作ることに微力ながら尽力していきたいと改めて思わされた白書でした。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。