みなさんこんにちは！
中高年の再婚活を全力で応援します！笑顔になれる結婚相談所「ブランシュール東海」の花井義明です。
大雨が収束したかと思ったら、いきなり猛暑の連続・・・
被災地の方々は、ただでさえ大変な復興へ向けた作業の中、熱中症などの心配も出てきます。
くれぐれも体調管理にはお気を付けください。
本来ならば現地へ赴き、ボランティアなどのお手伝いをするべきなのでしょうが、現実問題として非常に難しく、わずかな義援金を送る
だけでお茶を濁してしまい心苦しい気持ちであります。
一日でも早く元通りの生活に戻ることができますよう、心よりお祈り申し上げます。
先日、ネットニュースにて「共同親権新制度検討」なる記事を見つけました。
（詳しくはコチラをご覧ください）
「共同親権」とはなんぞや？
今日はそんなことを書いていきたいと思います。
共同親権と単独親権
親権には父母が共同して行う「共同親権」と、父もしくは母のどちらか一方が行う「単独親権」があります。
基本的には父母が婚姻している場合は共同親権となり、婚姻していない場合は単独親権となります。
つまり婚姻関係が終り離婚となった場合、現状ではその後の親権は父親もしくは母親の単独親権になるのですが、それを離婚後であ
っても共同で親権を持つようにしようというのが今回政府が検討している制度改正です。
実は世界の主要先進国のほとんどはこの「共同親権」制度を採用しており、「単独親権」制度なのはほぼ日本くらいと言っても過言では
ありません。
今や世界基準の考え方は「2人の親を持つのは子供の権利であり、親が結婚していようがいなかろうが関係ない」といったものであります。
共同親権のメリット
既に共同親権を採用している諸外国の実例をもとに、共同親権によるメリットを見ていきましょう。
◎離婚後の元夫婦が協力して子育てを行う
共同親権制度によって子どもを奪い合う必要が無くなるので、両方の親が子どものために協力する関係を築くことができる。
子どものために連絡を頻繁に取り合い相談をしあうことが多くなり、子どもの取りあいなどで揉めることも少なくなって、逆に良好な関係を築
けるとったデータもあります。
◎子どもの成長に不可欠な父親母親の存在を確保できる
父親も母親も子どもの発達に重要な役割を果たしています。
離婚の悪影響を最小限にするには、子どもが両方の親と充分な関わりを維持することが大切であります。
また、離婚後の子供の状態に大きく影響を及ぼすのは育児の質と経済的安定性です。
共同親権ではその両者が良好となり、子供の行動や精神、また学業の面で全体と比較して遜色ない発達を期待できます。
◎養育費の支払いが停滞しない
子どもの顔も見られず、義務的にただ送金するだけの養育費と異なって、離婚後も親子関係を今までどおり続けるため、ちゃんと養育費
が支払われる傾向にあります。
共同親権のデメリット
共同親権は良いことばかりではありません。
デメリットとしては、どんなことが考えられるでしょうか。
◎何かある度に元夫婦で話し合いが必要
子どもに着せる服や習い事、お小遣いの額に至るまですべて養育に関わることを片親だけでは決めることは出来ません。
また、進学や保護者の承諾が必要な各重要事項なども同様。
その都度別れた元夫婦で話し合いをしなけらばならず、なかなか合意に至らない場合も多々あります。
◎子どもが二重生活を強いられる
上述のように、全てが片親では決められないため、子どもは考え方の違う親のところを行ったり来たりすることとなります。
特に小さい子どもにとっては、二重生活が大変大きな負担になってしまうものです。
◎子どもが疎外感を抱いてしまう
離婚後の共同親権では、父母それぞれの家庭を行き来して養育される場合が多いです。
そうした場合、子どもは結局どちらの家庭にも属さないということとなり疎外感を抱くことが多いようです。
共同親権が「再婚」にもたらす影響
現在は、共同親権への制度改正案があるとのことだけで、今後どのような法整備が行われていくのかわかりません。
そんな中で思うのは、子どものことを考えた再婚というものは減るのかなということです。
子連れ再婚の場合、もちろん最優先にするべきことは子どもの幸せです。
しかし、再婚において子どもの幸せのために自分の気持ちを犠牲にすることはナンセンスなこと。
共同親権により経済的にも精神的にも育児を充実させることができるので、より自分自身のための再婚活が行えれるのではないかと私は
考えます。
父親や母親が幸せそうな顔をしていることが、子どもを一番幸せな気持ちにさせることなのではないでしょうか。
♪♪心理カウンセラーもやってます！チーフアドバイザーのアメブロもご覧ください♬♬
