みなさんこんにちは。
【幸せな再婚】を全力でサポート!再婚専門結婚相談所ブランシュール東海の花井義明です。
師走となりました!
泣いても笑っても今年も残り1ヶ月。
婚活界隈でいえば、12月はクリスマスという最大ともいえるイベントがあり、1年を締めくくる意味合いでもプロポーズをしたりされたりといった意味合いでは、仲人としてはとても忙しい時期になります。
ブランシュール東海にもそんなプロポーズを控えた会員さんがいれば、残念ながら年内には間に合わなかった会員さんもいらっしゃいます。
いずれの会員さんたちも1年の総括をして、プロポーズ予定の会員さんは新しい生活の準備があるし、そうでない会員さんは新たな婚活計画を立てたりと、やはり12月は忙しい月ですね。

先日、寝耳に水なニュースが飛び込んできました。
「ゼクシィ縁結び」が2026年3月をもってサービスを終了するとのこと。
「ゼクシィ縁結び」といえば、リクルートが運営しており、累計登録者数225万人(2024年12月時点)という老舗で安定した婚活サービスです。
そんなゼクシィ縁結びが、なぜサービス終了という決断に至ったのでしょうか。
それには表面的な要因と内面的な要因という2つの局面が考えられると思います。
◎競合他社の乱立による獲得会員数の鈍り
近年、マッチングアプリ市場は急速に拡大し多数の事業者が参入してきました。
東京商工リサーチの調査によると、マッチングアプリを運営する企業は2019年3月の時点で5社だったものが、2025年3月には28社となり、6年で5倍以上に膨れ上がってきました。
これは如何に競争が激化してきたかを物語っています。
会員数の観点からすると、マッチングアプリ大手3社の登録会員数は以下のとおりです。
ペアーズ 2,000万人
タップル 2,000万人
Omiai 1,000万人
これに対するゼくシィ縁結びは200万人強と大きく水をあけられています。
会員数の差は、マッチングアプリの選択肢において決定的な要因となります。
ユーザー目線で見れば、会員数が多いほどマッチングの選択肢が広がり、理想の相手と出会える可能性が高まるためというイメージを持ち、既に大きな基盤を持つサービスには自然とユーザーが集まりやすく、一方で会員数の少ないサービスはさらにユーザー獲得が困難になるという構造が生まれます。
これはマッチングアプリ市場における特性であり、後発組にとっては極めて高いハードルになることでしょう。
また少子化対策の一環として、東京都や愛知県などが独自のマッチングアプリをリリースするなど、自治体による婚活支援の取り組みも活発化しています。
地方自治体などの公的機関もマッチングサービスに参入するという新しい局面を迎えていることが民間企業にとってはさらなる競争要因の一つとなっているのでしょう。
◎ユーザーの内面的変化
マッチングアプリの危険性は、真剣な交際目的での出会いを求める人がいる一方で、遊び目的や既婚であることを偽って登録する人などが紛れ込んでいること。
結婚相手を探すことを目的にする人にとっては大きなリスクになります。
ゼクシィ縁結びは公的身分証明書の提出を求めるなど、数多のマッチングサービスの中でもいかがわしい利用者が少なく「安心・安全」という印象を持つユーザーが多かったサービスです。
ただそれが足かせにもなってしまったようです。
今の婚活アプリではカジュアルな出会いが重視され、婚活といいつつもまずは恋活から始めようといったライトな感じが主流になっています。
その中で「いい人がいなければ結婚しなくてもいい」という人も多く「いつかは結婚したいけどそこまで必死になることはない」という考えから、結婚を積極的に打ち出されると二の足を踏んでしまう人が多いということ。
要は婚活の二極化が進んでおり、
恋活のようなライトな出会いを求める人は「他社のマッチングアプリ」へ、
より真剣に結婚を求める人は「結婚相談所」へと流れており、
その中間的立場である『ゼクシィ縁結び』は会員数を伸ばすことができなかったのではとの見方が出来ます。
今このコラムをご覧いただいている皆さんはどちらの立ち位置なのでしょうか。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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