法律婚だけじゃない、事実婚・通い婚のススメ

みなさんこんにちは。

中高年の再婚活を全力で応援します!再婚専門結婚相談所「ブランシュール東海」花井義明です。

 

今年は暖かいせいか、名古屋の桜は早くも見ごろを過ぎてしまい散り始めております。

昨年もそうでしたが、コロナ禍のせいで風情を味わう余裕もなく、花見にも行かないうちに春の楽しみがまたひとつ過ぎ去ってしまいます。

「新しい生活様式」といいますが、まだまだ慣れない日々が続きそうです。

 

事実婚・通い婚『幸せのかたちは人それぞれ』

ブランシュール東海の婚活スタイルテーマのひとつです。

役所に婚姻届けを提出して、法的に配偶者として認めてもらう「法律婚」。

スタンダードなかたちで、誰もが望む結婚スタイルであります。

しかし、様々なハードルからこのようなかたちを取れないカップルに私たちは以下のような提案をしたりもします。

◎事実婚

子どもを連れての再婚の場合、幼児や小学校の低学年の年齢であれば問題は少ないのですが、高学年から高校生くらにかけては多感な時期でもあり、新しい父親や母親を認めることが難しいもの。

強引に家族という形を作ったところで、到底上手くいくとは考えられません。

そんな場合、お子さまの理解を得られるまでの数年間は入籍を控えておくことをお勧めします。

無理に形からはいるのではなく、時間をかけて気持ちを通い合わせることがお互いの幸せに繋がると思います。

成婚退会された会員さんの中には、この方法で幸せに暮らしている方々もいらっしゃいますし、私たち夫婦がまさにこれで成功しており、自信を持って提案しているのです。

また、お子さまがもう少し大きくなってくると、お子さまや親族などから将来的な財産分与の件から抵抗されることもあります。

お金に関わることですので、とてもシビアな案件になります。

財産が目的の結婚ではなく、人として好意を抱き添い遂げたいということを良く話し合い、その証として財産分与権のない「事実婚」を選択するというのもひとつの手段ではないでしょうか。

お相手に財産を残したい場合には、有効な遺言書をしっかり作成しておく必要があります。

 

◎通い婚・週末婚

事実婚との違いは、入籍はしているものの同居はしていないというのが「通い婚・週末婚」。

シングルマザーと再婚した場合。

例えば、お相手に年頃の女の子がいたりすれば何かと気を遣ってしまうもの。

結婚の承諾はもらっていても、つい先日までは赤の他人だった男性がプライベートに入り込んでくるのは相当なストレスだと思います。

食事だけは一緒にしてお風呂や就寝は各々の住居でといったスタイルで良好な関係を保っていくことが良い家族を作る秘訣でもあるのです。

あと、お子さんの転校が発生してしまう場合や、お互いが今の住まいをどうしても離れられないといった時にも通い婚を提案しています。

20代の若いころならいざ知らず、いくら好きな相手といえども、ある程度の年齢になるとゆっくり自分の時間も持ちたいと思うもの。

二人の時間とひとりの時間、両方持つことが出来るというメリットもあるのです。

二世帯分のお金がかかってしまうというデメリットもあるにはあるのですが・・・

 

欧米諸国では形式に捉われない「事実婚」や「パートナーシップ制度」が高度に発達していますが、日本では理解を示す自治体も少しずつ増えてきているとはいえ、事実婚や通い婚の制度も整備されていないのが現状です。

 

乱暴な言い方かもしれませんが、結婚は法律でするものではありません。

人と人が愛し合い、認め合ってするものです。

自分たちにマッチしたスタイルで幸せになれるのであれば、カタチに捉われなくても良いのではないかと私は思うのです。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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