ヤマアラシのジレンマ

みなさんこんにちは!

中高年の再婚活を全力で応援します!笑顔になれる結婚相談所「ブランシュール東海」の花井義明です。

1月3日には地上波で『君の名は』放映していましたね。

大ヒットした映画でしたので、劇場でご覧になられた方も多いのではないでしょうか?

なかなか出不精な私は、劇場に出向くタイミングを逃してしまい、昨日ようやくテレビで観ることができました。

今、観に行かなければと思っているのが『鋼の錬金術師』の実写版です。

原作やアニメは非常に良くできた内容で大ファンなのですが、実写版は得てして駄作になってしまうことが多々あるようです。

しかしこの映画、キャスティングがとてもナイスなんです!

主役のジャニーズの子は良くわからないのですが、脇を固めるディーン・フジオカさん、内山信二さん、松雪泰子さんなどは、

よくぞ選んでくださいましたと言わんばかりの原作の人物にソックリなナイスチョイスです。

12月1日より公開してますので、早く行かなければ終ってしまうのでちょっと焦っています。

私、いい歳したオジサンではありますが、大のアニメ好きです。

特に『新世紀エヴァンゲリオン』の大ファンで、テレビアニメはもとより映画も欠かさず観ております。

そんなアニメの中で赤木リツコ博士と葛城ミサト三佐の会話の中に「ヤマアラシのジレンマ」という話が出てきます。

ヤマアラシのジレンマ

ヤマアラシのジレンマ通説

「ヤマアラシのジレンマ」とはドイツの哲学者ショーペンハウアーが論じたもので以下のような内容です。

ある寒い日、2匹のヤマアラシがお互いに身を寄せ合って温め合おうとしたが、近づきすぎると全身の針が相手に刺さって傷つけて

しまう。

かといって、離れると今度は凍えてしまう。

2匹は近づいたり離れたりを繰り返して、最後は互いに傷つけ合わず暖もとれる最適な距離を見つけた。

というもの。

これは恋愛においても、自分と相手の距離感や関係性を探る時に役に立つ話です。

相手を惹きつけるために執拗なアプローチを行えば、うるさがられて離れていってしまう。

かといって、何日も連絡を取らず様子を伺えば忘れ去られてしまう。

相手にウザがられず、さりとて忘れられない、ちょうど良いさじ加減を探りながらのアプローチを繰り返すことによって二人の距離感が縮ま

っていくのです。

というのがヤマアラシのジレンマと恋愛を結びつけるのによく語られる話です。

本当のヤマアラシのジレンマ

が、しかし!

載せている画像にもある通り、ヤマアラシは自らの意思でトゲをたたむことができ、2匹仲良く寄り添うことが可能なのです。

これを踏まえて解釈すると。

「お互いが納得しあった上で自らのトゲを寝かして近づけば、互いに傷つきあうことはない」といえるのではないでしょうか。

しかしどちらか一方だけが、痛みを覚悟のうえで自らのトゲを寝かせて相手に臨んだとしたならば。

それを繰り返すことによってもたらされるであろう苦しみはいかほどでしょうか。 

納得しあった上での関係。

お互いにトゲを持っていることを納得した上での関係。

それを思いやることは、簡単なようで難しいものです。

そのためには、自らの痛みを相手の痛みとして感じることに尽きると思います。

ここでいうところの「トゲ」「離婚」に置き換えるのは少々強引でしょうか。

離婚という辛さや苦しみを経験した人に寄り添っていくこと。

頭の中では理解しているつもりでも本当に難しいものです。

トゲの痛みとジレンマの苦しみ。

再婚するということは、それを知ってこそのものなのではないでしょうか。

 

 

 

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