多様化する結婚のかたち

みなさんこんにちは。

再婚活を全力で応援します!再婚専門結婚相談所「ブランシュール東海」花井義明です。

10月になり、すっかり秋の気配となりました。

あんなに暑かった日々が急に肌寒くなり、今年はなんだか極端だったような気がします。

これもコロナに気を奪われて、季節の移り変わりを楽しむ余裕がなかったということなのでしょうか。

 

結婚スタイル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今までも何度かお伝えしてきましたが、「結婚のかたち」は一般的な法律婚だけではありません。

近年は、結婚という枠にとらわれることなく、二人がもっとも居心地の良い生活のスタイルを選択するカップルが増えているのです。

事実婚や通い婚などは、世間に認知されてきた婚姻形態ですが、本日はその他のスタイルについても紹介していきたいと思います。

◎事実婚

結婚というかたちに縛られない、ひと昔前はいわゆる「内縁」と呼ばれていたスタイル。

法律婚までではありませんが、今ではある程度の社会的な保障も受けられます。

◎通い婚

実は平安時代までは日本ではごく普通の婚姻スタイル。

普段は自分のルールで生活をして、相手の家に行けば相手のルールに従って生活をする。

◎週末婚

お互いに仕事をしており、家庭も大切だが仕事にも専念したいなど、仕事を優先的に考えるカップル向きの婚姻スタイル。

◎別居婚

私たち夫婦もこのスタイル。

子連れ再婚の場合、子どものためにはこの形が良いのではないかと思います。

いきなり他人が入ってくることによるストレスを軽減し、程よい距離感が良好な関係を築くことができます。

◎共生婚

あまり聞きなれない言葉であり、上述の結婚スタイルとは少し違ったニュアンスではありますが、結婚という行為自体はしたいが束縛はされずに生活したい。

本当に好きな人との結婚ではなく、ある意味「ルームメイト」に近い意識かもしれません。

 

このように法律婚に縛られない婚姻スタイルは、物理的な距離があることで相手を想う気持ちがより大きくなり、夫婦関係が密になるという心理的利点があります。

 

「結婚」という同居生活は、完全に独りになる時間が無くなり、ともすれば息苦しさまで感じたりします。

また、相手の悪い部分や嫌な部分が否応なしに見えてしまうし、些細な生活習慣の違いにイライラしたりもします。

たとえそれが小さなモノであったとしても、少しずつ積り重なり大きなストレスとなり、やがて離婚してしまうことも。

 

人は歳を重ねていくと丸くなり寛容になっていく生き物。

若いうちは自分たちに合った結婚スタイルを送り、ある程度の年数が経ち様々なことが許せるような年齢になってから法律婚に進み、支え合いながらの老後を過ごす。

そんなかたちが無駄な離婚を減らすのではないかと私は思うのです。

3組に1組が離婚をする時代。

離婚が当たり前になった世の中ではありますが、離婚はしないに越したことはないのです。