みなさまこんにちは!
「再婚活応援コラム」をご覧いただきありがとうございます。
みなさまの再婚活を全力で応援します!「ブランシュール東海」の花井義明です。
今日は司法統計からみる離婚に至った原因についてお話しをしてみたいと思います。
男女別離婚に至った原因とは
◎夫からの離婚申し立て理由ランキング
1位 | 性格が合わない | 63.5% |
2位 | 精神的虐待 | 17.4% |
3位 | 異性関係 | 15.5% |
4位 | 親族との折り合いが悪い | 14.9% |
5位 | 性的不調和 | 13.0% |
6位 | 浪費する | 12.3% |
7位 | 同居に応じない | 9.5% |
8位 | 暴力をふるう | 8.1% |
9位 | 家庭を省みない | 6.9% |
10位 | 病気 | 5.2% |
◎妻からの離婚申し立て理由ランキング
1位 | 性格が合わない | 44.4% |
2位 | 生活費を渡さない | 27.5% |
3位 | 精神的虐待 | 24.9% |
4位 | 暴力をふるう | 24.7% |
5位 | 異性関係 | 19.5% |
6位 | 浪費する | 12.1% |
7位 | 家庭を省みない | 9.9% |
8位 | 性的不調和 | 8.1% |
9位 | 親族との折り合いが悪い | 7.8% |
10位 | 酒を飲みすぎる | 6.6% |
男女共に1位が「性格が合わない」となりました。夫側では他を寄せ付けない圧倒的多数でトップです。
これってどうなんでしょう?
離婚理由として理解できるといえばできるし出来ないといえばできない・・・
結婚前は許せたことも共に生活をしていくに連れ小さな不満が積り重なっていった結果なのでしょうか?
しかし2位以下の申し立て理由はとても具体的であるのに対してものすごく抽象的な気がします。
「本当はもっと明確な理由があるんだけど、それを言ってしまうのは憚られる。だから取ってつけたような理由を申し立てた」
そんな気がしないでもないんですが・・・
私たち再婚を専門に扱う結婚相談所としては同じ過ちを犯してほしくありませんから、こういったあやふやないわゆるグレー
な部分をもっと掘り下げ分析して、次の婚姻生活はそういったストレスを持たないものにしていかなければいけないと思って
おります。
妻の異性関係による離婚
次に注目していただきたいのが、夫側の3位理由「異性関係」
つまり妻による不倫です。
これがベスト3にランクインしてしまうんですね。
ネットの発達と共に広がったといわれる妻側の浮気や不倫、もはやあたり前なことなのかとも思われます。
しかしちょっと待ってください、下のグラフをご覧ください。
年々減少傾向にあるんです。実は妻の不倫は減っている?
いやいや、残念ながら詳しいデータは持っていないのですが妻側の異性問題は確実に増えていると思います。
これ、夫が妻を厳しく責めることができなくなった結果なんじゃないかなと思うんです。
ひとむかし前は、男は外で何をやっても許される。女は家で夫が帰ってくるのを待っているもの。
妻の不貞なんぞ発覚すれば有無を言わさず即離縁を言い渡していたでしょう。
そんな時代でした。
男女雇用均等法が施行されたころあたりからでしょうか。
女性の地位が向上し、男性に頼らなくても生きていけるようになった。
男性に負けないくらいのお金も稼ぐしものも言う。
だから男性の鶴の一声で離婚申し立てという前に話し合いの場が持たれます。
場合によっては、昔の男性がそうであったように妻の開き直りと夫の我慢。
というのが申し立て件数が減ったわけではないかと私は思います。
上記の分析を裏付けるデータをもうひとつ。
数としては依然夫からの暴力が多いですが、夫からの暴力は減少傾向にあるのに対して妻からの暴力は年々増加しています。
絶対数はまだまだ男性側のほうが多いですが、明らかに力関係は逆転してきていますね。
「男が偉くて女は弱い」などといった太古の思考はナンセンス、逆もまた然り。
どちらが偉いとかじゃなく、お互い足りないものを補い合い助け合いながら暮らしていくのが良き夫婦なのではないでしょうか。
まぁ、あたりまえな話なんですが・・・
離婚経験者のみなさん。離婚理由を相手に求めるのもいいですが、自分には何が足りなかったのかをもう一度良く考えてみる
のも次へ繋げる大きな一歩になるのではとないかと思います。
※データ参照~司法統計年表より
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